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《 年 別 》














《 今後の呉服業界の課題 》
[Vol.145/2019年08月]

今年の夏は七月上旬までは比較的過ごしやすい気候だったのですが、下旬から猛烈な熱波に襲われ一転猛暑となっています。取り敢えず極端な気候になりつつあることは確かでしょう。先日もまるでスコールのような激雨があり、京都の北区や上京区で水害などと笑い話のような事象も有りました。 このような酷暑の中においても呉服業界はまるで氷河期のような商況です。

例年、お盆明けまでは静かな商況なのですが、今年は度を越えているように思われます。 春以降、数件の前売りにお手伝いにも行きましたが、多少の例外はありますが概ね大苦戦です。小売り段階においては顧客の高齢化、重ね売りの限界、価格の低下からの販売経費率の増加、それを補うための上代の上昇などの要因により、前年対比の売り上げが大幅に減少しています。
それに加えて十月に予定されている増税や世界経済の不安定要素が目白押しで日本経済、世界経済も先行き予測が難しく、消費全体が縮小しているように思われます。

このような状況下においても呉服、とりわけ西陣業界は令和時代になっても昭和半ばの商習慣をそのまま踏襲しています。というよりは当時よりも非効率的な取引が増しているようにも思えます。先日も同じ小売りからの注文を数社の問屋から注文がありました。消費者の年齢や対象となる着物も同じなのでほぼ同じ消費者に対する注文で間違いないと思います。 最終的に一本の帯を販売するために問屋が二社、その問屋ごとに数社の織屋に注文があります。このような非効率な前近代的な商法は今の時代に算盤だけで経理をしているようなもの、もっと言えば高速道路を人力車で走っているようなものです。
間違っているとか間違っていないというよりも時代錯誤のように思うのです。そしてこのような業界の怠慢が結果的に消費者に経費を余分に負担させることとなっています。 今こそ業界リストラを断行して消費者に向き合った業界にならなければならないと感じています。